こんにちは、甘党彼氏のきょうへいです。
彼女のミキちゃんと一緒に住み始めてから8か月が経過し、色々と思うことがあったので記事にしてみました。
「これから彼氏・彼女と一緒に住みたいけど、やっていけるかどうか不安…」「次の恋人とは結婚まで行きたいけど、一緒に暮らしていける相手かどうかってどうやったら見極められるの?」という方には参考になると思うので是非読んでみてください。
一緒に暮らしていく上で大切なこと
一緒に住んでみて思ったんですが、「価値観が完全に一致する!」って思うことって実はあんまりないんですよね。
よく「恋人と価値観が合わないから別れた」って話を聞きますが、あれって「価値観が一致してなかったから別れた」んじゃなくて、「相手の価値観を知って、それが受け入れられなかったから別れた」なんですよ。
つまるところ、一緒に暮らしていく上で価値観が一致している必要は実は無くて、大事なのは相手の価値観を正しく理解しようとする姿勢があるかどうかなんだと思うんです!
「価値観が合わないから別れた」っていう人の話をよくよく聞いてみると、「なんか嫌だ」「気持ち悪い」など自分の内に沸くネガティブな感情ばかりにフォーカスしていて、相手がなぜそのような価値観を持っているのかという相手側視点が一切無いようなケースが多いです。
確かに自分と異なる価値観に直面した時、ビックリしてしまう気持ちはよく分かります。それが自分の好きな人なら尚更です。
ですがそんな時、すぐに拒絶するのではなく、”相手側”の視点に立って寄り添う傾聴の姿勢が無ければ、何度相手を挿げ替えたところで同じことの繰り返しだと思いますよ。
だって”価値観が完全に一致する異性”なんているはずが無いですから(同棲だとたまにビックリするくらい価値観が合う人がいるから感覚が麻痺っちゃうんですよね)。
甘党彼氏の異常な価値観
さてここで自分のちょっと珍しい習慣をお伝えしようと思います。
自分トイレは5回に1回くらいしか流さないんですよね。
これには事情というか背景がありまして、話は自分が28歳の時、人生初の転職をして零細ITベンチャーで働き始めた頃に遡るのですが…
1社目の会社は大学院を卒業してすぐ大手の企業に入ったので、28歳時点で年収550万円くらい貰えていたんですよね。
さらに大分で働いてたから家賃も管理費込みで2万5千円だったんですよ。
それが2社目では年収300万円に下がり、職場も東京に移ったので家賃が7万円くらいになったんですね。
1か月で使えるお金が手取り430万÷12か月-2.5万=33万円あったのがいきなり手取り235万÷12か月-7万=12.5万円まで減りまして、差額にして月額20.5万円分の節約が求められるようになったわけです。
そのため削れる出費は何か、血眼になって探しました。皆さんは月の出費を20万円減らすってなったら何を削りますか?自分も色々と試しましたが、そのうちの1つが「トイレの水道代」だったわけです。
トイレの水を流すのにもお金がかかっているんですね。転職して始めてそのことに目が行きました。ちなみに概算ですが、大1回で約1.9円、小1回で約1.4円の水道代がかかるみたいです。
自分は代謝が良いのか1日あたりけっこうな回数トイレに行くのですが、ある日「これ毎回流すの勿体なくね?」と思い至り、それ以来「数回ためてまとめて流す」という習慣が染みついちまったわけです。
29歳になった今では年収もだいぶ上がったので当時ほど困窮してはいないのですが、それでもトイレのレバーを捻ろうとすると「今回の便の量で金払ってまで流す価値あるか?まだためられるだろ?」という貧しい思考が生じてしまい「金を払ってでも流す価値がある」と思えるまでためてしまうという異常な価値観が生まれてしまいました…
理解はできないが否定はしないミキちゃん
さて、ミキちゃんと一緒に暮らすようになってもこの習慣は変わらないわけですが、大変助かっているのが、ミキちゃんは自分の異常な価値観を頭ごなしに否定しないということです。
ここで特筆すべきは「価値観が一致しているわけではない」という点です。ミキちゃんはちゃんとトイレを流します。
トイレをたまにしか流さない自分の価値観をただ否定するのではなく、なぜそうするのかという相手側の視点に関心を持ち、話を聞いて、自分の価値観を受け入れてくれたのです(おそらく理解はできてないです、というか理解できてたらそれはそれで怖い)。
こんなミキちゃんだからこそ、自分のような異常者でも一緒に暮らしていけるんだろうなと思います。
まとめ:円満の秘訣は傾聴の姿勢
この記事のまとめですが、異性が一緒に暮らしていく上で価値観が完全に一致することなんてありえないんですよ。
どんなに意気投合していたとしても、一緒に住めばやはり異性!別々の人間!!価値観のズレは簡単に生じて来ます。
だからこそ大切なことは「価値観が完全に一致する相手を探すこと」ではなく「異なる価値観と出会った時、”相手側”の視点に立つ傾聴の姿勢」なのではないでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
備考
年収の下がる転職はほどほどにしましょう(貧しい価値観が身体に染みついてしまうので)